はつり工事が必要なケースとは
2025/08/28
リフォームや建設現場でよく聞く「はつり工事」とは、コンクリートやタイルなどを削る作業のことを指します。
見た目には頑丈な構造物であっても、部分的な解体や補修が必要な場面も少なくありません。
はつり工事は、そのような場面で活躍する重要な工程です。
今回の記事では、はつり工事が求められるケースについて紹介します。
はつり工事が必要なケースとは
既存のコンクリートを取り除く場合
古くなった土間や床を撤去し、新しい構造に作り替える際に、はつり工事が必要です。
ハンマーやカッターなどの工具を使って、コンクリート部分を丁寧に削り取ります。
配管や配線が埋設されているケースでは、周囲を慎重に削る必要があるため、専門的な技術が求められます。
段差解消や傾斜調整を行う場合
バリアフリー化を目的とした段差の解消では、床面を平らに整えるためにつり工事を行うのが一般的です。
工事を実施することで、小さな段差が解消されるため、つまずきや転倒の原因を解消できるでしょう。
また、屋外のアプローチ部分で雨水がたまりやすい場合には、傾斜を調整するために部分的な作業を行います。
設備の交換や増設にともなうケース
キッチンや浴室のリフォームで配管を変更する場合、コンクリートの床や壁を削ってスペースを確保する場合もあります。
新しい給排水管や電気配線を通すには、既存の構造物に干渉しないよう道をつくる作業が欠かせません。
構造に影響を与えない範囲で正確に削る必要があるため、現場の状況に応じた判断が求められます。
まとめ
はつり工事は、構造物の一部を調整したり、設備を新設したりする際に活用される技術です。
必要となる場面は、古いコンクリートの撤去・段差の改善・設備の入れ替えなど多岐にわたります。
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